出発の時間がきた

元女性警察官が語る警察事情と第二の人生

警察学校の試験勉強

警察学校には試験があります

中学校や高校の時のような感覚です

少し違うところは 試験内容が法律などになるのでほぼ暗記

量がえげつないです

点数が悪かった時にはレポートもあり それが一番怖いのです

 

試験内容は

法律関係

剣道や柔道の武道

逮捕術

など 何日もかけて行います

 

 

試験前の1.2週間は本当にみんな寝る間を惜しんで四六時中勉強をしています

教場が夜も使えるようになったり 消灯時間が延びたり いつもとは違う環境にもなります

そして 廊下や寮をブツブツ言いながら徘徊する人が現れるのです

夜中も 休み時間も ブツブツ ブツブツ…

かなりカオスです

 

でも みんなが必死で頑張るのは この後のレポートが大変過ぎるからというのも一つの理由

レポートには期限があるのですが 人間が到底できるような量ではない…

それこそ必死です

こればっかりは授業の時間以外は全部レポートに捧げ 寝ずに手が動かなっても書き続けて書き続けて書き続ける

テストが終わると また授業も始まるので 座学もありますし1時間盾を持って走ったりもします

寝ていないと体が持ちません

でも レポートはそんなの御構い無し

みんなに励まされながらこなします

ほとんどの子は必死で終わらすのですが 点数が悪い教科が複数あった場合は量もその分増えるので 終わるはずがありません

多少の優遇はしてもらえますが 多少です

ほんのほんの一部ではありますがレポートが出来なくて辞めていった仲間もいます

 

こんな形で仲間が辞めてしまうのは同期もみんな辛いのです

 

だから 座学の試験であっても学級がかなり団結します

それぞれ授業のまとめノートを作ってコピーし合ったり 独自で小テストをしたり 強制では無いはずなのに 課外時間に教場に学級全員を集めてみんなで勉強したり

試験勉強の話は卒業後も 同期会をすれば話題に上がるほどです

 

今思えば いい思い出です

 

今は直ぐにパワハラとか言われて厳しい環境が減ってきていますが 厳しいからこそ

ずっと笑える思い出ができたり

一生付き合っていける仲間ができたり

すると思います

警察学校では上辺だけでは乗り越えられないことがすごくたくさんありますし 理不尽の連続です

でも この経験が自分の支えになる時が必ず何度もきます

警察官を辞めた今でも 警察学校での経験は間違いなく私の力になっています