出発の時間がきた

元女性警察官が語る警察事情と第二の人生

警察官を辞めて 違う仕事をしてみて

私は警察官という狭い世界しか知りませんでした

でも その世界は 私にとってはとても厳しい世界で 当時は必死で周りが全く見えておらず その世界が全てでした

そして 辞めた時

これだけの経験をしてきたのだから どんな仕事でもできると思いました

 

 

私が何でもできると思えた理由は

仕事面

被疑者はもちろん 時には一般の方からも 訳も分からない罵声を浴びせられる事も珍しくありませんでした

上司からも理不尽に怒られたり どれだけ必死で頑張っても評価されないばかりか マイナスの評価をつけられた事もありました 

こういった理不尽が無くても 毎日出勤するだけで 刺激だらけの現場です

勉強面

仕事をする上で必要なことを日々勉強しなければなりません

法律マニアみたいな方もいらっしゃるので…

警察学校の試験前には 寝ずに四六時中勉強をしました

この勉強が本当に気が狂いそうなくらい大変でした 笑

 

 

警察官の仕事は 異動がつきものなので その異動で それまでにやったことのない仕事をすることになった時 全く0からのスタートになります

私は仕事に慣れるまでに少し時間がかかる方なので 慣れてやっとできるようになったと思った頃には異動です

しかも 法律や 作成書類は年々変わっていくので 元いた場所に戻れた時には色々変わっていて 覚え直すということも少なくありません

それもまた 私の悩みの1つでした

 

 

毎日毎日苦手な事ばかりしていると

自分は何もできない

覚えが悪い

とろい

人付き合いも苦手

と自分の嫌なところばかりが気になり出します

そして そんな風に仕事をしているとミスをしたり 覚えられることも覚えられなくなったり 行動力も落ちてきます

頑張って自分を奮い立たせて元気に振舞ってみても  一度ガツンと指導された時には 頑張っていた反動でさらに落ち込みます…

負のサイクルの出来上がりです 笑

 

 

 

こんな毎日が続いた時期の事も 今では

必死に仕事をした

苦しかったけど逃げずに頑張った

という思い出に変わりました

そして いざ警察官を辞めると決めた時 この苦しかった事が 私は何でもできるという自信をつけてくれました

 

 

 

そして 警察官を辞めてから

関わった人たち 

仕事

は衝撃でした

 

一言で言うと

こんなに楽しいのか!

 

警察官として養った目があるので 危ない場所や人はきっと避けて通れていると思いますし!

仕事をする上で日々勉強が必要なのは どの仕事でも同じだと思いますが 私の場合 今の仕事の方がすんなり入ってきます

警察学校の時の勉強は 何回読んで 何回書いて 頑張って頑張って暗記しようと努力しても全く頭に入ってきませんでした

でも 今はどんどん入ってくる!

本当に 人には向き不向きがあるのだと感じました

これは 仕事面でも同じで

教えていただいたことをすんなりできるかどうかも 全然違います

警察官の仕事は 頑張ってやっていましたが

今の仕事は楽しく動いていると 気がつくと終わっています

 

きっと

仕事の内容

一緒に仕事をする人

などの理由もあると思いますが

1番違うのは 私の吹っ切れたこの気持ちだと思います

0からのスタート 

もう頑張るしかない

あと もう一つ

警察官として今も働き続けている人たちに 警察官を辞めても こんなに楽しい人生が待っていたという事を証明したいというのもあります

 

警察官を辞めるとき

仕事が決まっていたわけでもない

警察官という身分から 無職になる私を見下していた人達もいるでしょう

そういう人たちを見返したい

 

私は〝警察官〟になりたかった訳ではないのです

やりたい事をするためには警察官にならなければ出来なかっただけ

やりたい事をするための 1つの手段として 警察官を選んだだけなのです

 

なので 警察官に向いていなくても不思議ではありません

でも 元いた場所の方が今より良いなんて悔しすぎるし 納得いきません

どこの誰が何を思おうと関係ありませんが

私自身が 警察官の誰よりも 幸せだと思える生活がしたいのです

 

 

今のところ 辞めて後悔はありません

悔しい事や不安もありますが何より楽しいし

警察官より自分に合っている事が出来ていると思います

何年後かには 今を生かした新しい挑戦をしようと企んでいるところです