出発の時間がきた

元女性警察官が語る警察事情と第二の人生

警察官 制服研修

 

警察学校に入校中 交番で実際に泊まりにつく経験もします

お試し勤務!的な

 

全員がばらばらの所属で勤務するのですが

忙しさ

対応させて貰える事案

などはその所属次第です

 

なので 制服研修から帰ってくるとみんなで経験のお話合戦です

寝る暇も無かった!

暇すぎて睡魔が襲ってきた!

万引き犯の逮捕現場を見た!

ご遺体の取り扱いがあった!

掃除してただけなのに怒られた!

あんな事した!こんな事した!

と みんな自慢気に話します

でも この時ばかりはみんなそれぞれの話に興味津々

特にご遺体の取り扱いは ご遺体すら見たことが無い人も珍しくなかったので

どんなだった?

といずれ自分がするだろう仕事に不安まじりで耳を傾けます

 

この研修は制服勤務なので未熟な私達も この勤務中 一般の方から見れば立派な警察官です

実際に研修生が110番対応をすると言うよりは 現場を「見る」という事が主な目的です

 

初めての交番勤務

私がパトカーに乗ったのもこの時が人生初でした

ここでは何もかもが初めて全部新鮮

地理教示をする先輩すらかっこよく見えました

初めて 先輩と歩いて警らをしたり 巡回連絡をしたり この時に教えて頂いた基本勤務が楽しくて楽しくて!

 

私の研修先はかなり忙しい所だったので本当にいろんな経験をさせて頂きました

全部全部

ほー!!(そうなんだー!って感じ)

と思ってついて行っていましたが 研修生の自分が現場で出来る事は何もないし 求められてもいない

でも

何か得て帰らないと!何か質問したい!

と段々と思うようになっていました

そして そんな気持ちで現場に行っているので 疑問も見つかります

現場の状況が たまたま授業で習った内容と被り

でも覚えた事と違う なんでだ?

ある程度現場が落ち着いて 上司と交番に帰る時 今なら聞けると思い 疑問をぶつけてみました

すると まさかの

それは 凄くいい着眼点!

あの現場で間違っていたのはそこで それを言えることは素晴らしい!

とお褒めのお言葉を頂いたのです

しかもかなり褒めて頂きました 照

(実際 お巡りさんも人間なので間違うこともあるし その間違いは正せばいいだけです)

この 褒められた事が嬉しくて嬉しくて!!

勉強が苦手で成績も悪かった私が 本当にたまたま疑問を持ち 上司に聞けるチャンスがあり 自信が持てた!

もう一度言います!

本当に嬉しくて自信になった!!

人生なんてそんなものです

普段勉強ができて成績優秀でも

この現場にいなければ

分かっていても言わずに見ているだけだったら

上司からの評価は変わっていたはずです

 

私の配属は研修の所属とは違いましたが 研修の時に楽しい思い出がいっぱいだったので 私の交番勤務時代は 最後まで楽しかったのだと思います